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私の体験談@Experience!!

無塩食で、脊椎管狭窄症の頑固な痛みと花粉症の症状が改善しました

                       友の会事務局 澤井香日子 (55歳)

           
                                         続編はこちら



みなさん、こんにちは。「無塩食友の会」事務局の澤井香日子(さわいけいこ)です。

 今後、会の運営のお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 友の会のサイトは立ち上げたばかりで、まだ、皆様から無塩食の体験談の投稿がありませんので、大変僭越ながら、私自身の体験を書かせていただくことにしました。

私は長年、腰痛と花粉症に悩まされており、それが無塩食で改善した!ということになったわけですが、無塩食を実施する前に、なんとか腰痛の症状を改善しようと試行錯誤をする中で、毎日、散歩をするようになり、ある程度の変化がありました。また、現在、求道実行会で行なっている無塩食セミナーの期間中は、台所で無塩食友の会の主宰者である國清先生の奥様の國清れい子先生の料理のお手伝いもしていますので、我々スタッフサイドから感じている「無塩食以前の半断食セミナーと現在の無塩食セミナーとの違い」についても、気づいたことを書かせていただきます。ぜひ、ご一読ください。

1.散歩で腰痛の症状がかなり改善

私が初めて腰痛になったのは、中学時代に陸上競技をやっていた時です。寒い時期に、砂袋を肩にかついでランニングしたのがきっかけでした。確か、14歳だったと思います。整形外科に通院しても治らず、陸上競技の顧問の先生の助言で鍼灸院を訪ね、しばらくの間、毎日、学校帰りに鍼灸院に通いました。鍼灸師のおじいさんは、とても優しい方でしたが、どうも全く目が見えないようでした。私は毎日、鍼を打ってもらって、その後、マッサージを受けて、500円を支払って、そのうちに腰痛は完治したのです。それが、私の東洋医学との初めての出会いでした。

私は、そのおじいさんの治療があまりにも上手なので、この人は本当に目が見えないのかなと不思議に思って、ある日、お金を支払う時に、受け取ろうとするおじいさんの手のひらから少しはなして、500円を差し出したのです。すると、おじいさんは受け取ることができませんでした。今でも、少し胸の痛む体験ですが、目が見えなくても、治療をすることはできるというあたり前のことが、当時の私のレベルでは、わからなかったのです。それはともかくとして、この時の体験、整形外科医で治らなくても、鍼灸で治るんだ、ということは私の原体験のひとつになっています。

その後、ヨガに興味を持って、20代の時に三島の求道実行会(沖ヨガ道場)に入所し、スタッフとして仕事をするようになりました。
20代後半で妊娠し、2度の出産をしたのですが、妊娠中、出産時に、ひどい腰痛を体験しました。1度目は産婦人科でのラマーズ法のお産で、「腰が爆発してもいい!」と思った瞬間に子どもが生まれました。2度目は助産院での出産でしたが、分娩台でお産をするのは腰に負担がかかるなということを痛感し、「座産で生んだ方が楽ではないか」という助産師さんのアドバイスもあって試みましたが、結局うまくいかず、分娩台での出産となりました。それでも2度目はかなり楽でしたので、1度目の出産の際の痛みが、それまで体験したこともない腰痛に、さらに生理痛以上のものが加わった最大の痛みということになりました。

30代の時には、長い間、立ったままで電車に揺られた後に、ひどい腰痛になり、完治するのには随分、時間がかかりました。そしてその後、40代で求道実行会の半断食セミナー(当時は無塩ではなく穀菜食の少食でした)のお手伝いするようになり、1カ月に1度、長い時では7泊8日、立ったままで台所仕事を続けるようになると、慢性的な腰痛になり、回復しなくなってしまいました。7年前に整形外科でレントゲンを撮ったところ、腰痛の4番と5番の間が狭くなっているという診断で、通院してけん引などを行ないましたが、治癒しませんでした。

6年前に、痛みに耐えかねて、整形外科医の勧めでMR検査をしたところ、脊柱管狭窄症、骨すべり症、ヘルニアと診断されました。初めて正しい診断が出たわけで、手術を勧められましたが、手術はしないことに決めました。脊柱管狭窄症とは、近年、増えている腰痛で、老化に伴って発症すると言われているようですが、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫されて、中を通っている神経が圧迫される病気です。腰痛だけでなく、足のしびれや坐骨神経痛も伴います。私の体は、当時はとてもゆがんでいましたし、一番ひどい時はただ立っているだけでつらく、続けて歩くことは無理でした。重い荷物も持てず、通常の日常生活を送ることができなくなっていました。健康になることを目的とする半断食セミナーの台所を担当している私が、台所に立つことで症状は良くなるどころか、どんどんひどくなっていったわけです。いつも、「痛い、痛い」と言っていたので、息子からも、「お母さんは、健康にいいセミナーをやって、肉食べるな、野菜食べろといつも言っているのに、なんでそんなに調子悪いの?」と言われる始末でした。

 この間、いろいろなヨガの指導者の人達に、「こういう体操で治るよ」との数々のアドバイスを受けましたが、どれも効果はありませんでした。体操でだめなら、癌などの手当て法である芋パスターと焼き塩をやってみたら、と國清先生からアドバイスを受け、2ヶ月近く続けたこともありますが、やはり効果はありませんでした。

  何をやってもどうしようもないので、5年前に「とにかく歩いてみたら」という國清先生の勧めで、内心は「歩けるはずないよ」と思ったのですが、休まずになんとか小高い山の上まで歩くことができたのです。以来、今日に至るまで、腰が痛い日があっても、ほぼ毎日歩いています。1年半ぐらい前からは、随分歩く距離も増えて、仕事前に約7キロを歩く生活を続けています。

散歩を始めた頃は、朝起きると、体はゆがんでいて痛みはひどく、歩いているうちに多少は緩和するものの、いつも何をしていても腰痛と同居している状態でした。それが散歩を続けるうち次第に、足のしびれはなくなり、体のゆがみも少しずつ改善し、痛みがかなり軽減していきました。

2.無塩食を実践して腰痛の症状がさらに改善

 4年前の8月に、半断食セミナーは無塩食セミナーに衣替えし、料理の内容が全く変わることになりました。私は、セミナー中は台所のお手伝いをしながら最低丸2日から3日は必ず無塩食を行ない、個人的にも積極的に無塩食をとり入れて、多い時では月に10日以上の無塩食を実施するようになりました(今は日数的にはもっと減っています。セミナー以外では、夕食から次の日の昼食まで無塩にするとか、いろいろ体調を見て無理なく行なっています)。

無塩食をするようになって1年たった頃、無塩食6日目の朝起きたら、腰痛の症状がなくなっていたのです。重いものを持っても、この時は痛みがありませんでした。本当に何年ぶりかですっきり!!という感じでした。体重は3キロ減っていました。でも、ちょっと立ちくらみがしたり、現実味がないというのか、頭がぼ〜っとして、人と話していても焦点が定まらないという感じで、車の運転にも不安がありました。目も疲れている感じでした。ぺペロンチーノを一口食べて塩気を入れたとたん、目もはっきりし、頭もすっきりしました。

 そのあと、塩分をとりたいという要求が強かったので、梅干をたくさん食べましたが、腰痛は起きませんでした。その後、宴会の席上で、海の幸(塩ジャケ、ウニ、カニ等)をたくさん食べたところ、翌日、腰痛がよみがえりました。動物性がダメなのだと痛感した次第です。

この後で、また翌日から塩抜きをして、完全に抜いたり、11食だけ塩を入れたりとちょっと不規則に無塩食を行なったところ、だいぶ良くなり、さらにまた5日間の塩抜きを行なったら、4日目の朝から腰痛がなくなりました。今回は、立ちくらみも全くありませんでした。これは、血がきれいになっているからだ、ということのようです。

また、塩抜きの最中にも温泉に行ってサウナに入りました。塩抜きを始めてから、前のように長くは入れなくはなっているのですが、それでも8分を45回入ってきました。自分の汗をなめていないので、塩気があるのかないのか、わかりませんが、前はとにかくサウナに入りたいという感じで、10分を56回入らないと満足しなかったのが、今はそんなには入れません。散歩の時に汗をたっぷりかいて、汗がしょっぱいなということがありましたが、この時の約1ヶ月は、以前の塩分量に比べると、5分の1くらいしか摂っていなかったと思います。無塩食をやっても、塩分のある汗がたっぷりあるんだな、という感じでした(最近は、塩分を多少とっても、小食にすると汗が出にくいことがありますので、塩分をとらなくても、たくさん食べると汗は出るのかも?)

私の場合は、誤った食事をとると腰痛が起こり、「食事がおかしいですよ」と教えてくれるので、わかりやすいのです。これからも色々実験してみようと思っています。

その他の変化としては、無塩食を行なうと、便通が12回以上あり、腸壁に溜まっていたものがドンドンはがれて出てくる感じです。いわゆるバナナ便で紙がいらず、腸がきれいになっている実感があります(國清先生の説明では、塩抜きをすれば、腸壁にこびりついている古い塩気を含んだ毒が最初に溶け出してくるということです)。また、初期の頃は、少なくとも3日以上でないと腰痛緩和の効果がなかったのですが、最近は23日の無塩食で十分に効果が出てきています。

また、以前の「有塩の」半断食セミナーでは、台所の重労働がこたえて、大変疲れていたのですが、無塩食セミナーになってからは、あまり疲れなくなりました。持久力がついたように思います。これは、國清れい子さんも同じことをおっしゃっています。

さて、なぜ無塩食で私の腰痛の症状が改善するのか。結論としては、國清先生の解説によれば、「塩抜きによって、腰の硬化していた筋肉がゆるんで、ゆがみが修正されてきたために腰痛が改善されてきた」ということです。いずれにしても、以前の痛みに比べれば、塩抜きによってほとんど痛みを感じない時があるというのが予想外の嬉しい出来事でした。

最近、久しぶりに会った人からは、「ずいぶん、体のゆがみがなくなったね。老人から青年になったみたい」と言われました!!

3.同時に花粉症の症状も改善

 私は25年位前に花粉症になり、毎年、2月と3月は鼻水が止まらず、目のかゆみあって、随分つらい季節でした。薬は極力使わず、季節が過ぎゆくのを我慢している状態でした。それが、無塩食を頻繁に実践するようになって、約半年が経った頃、花粉の飛散が始まっても症状がかなり軽減していたのです。翌年は、花粉の量がとても多いと報道されたのにも関わらず、やはり症状が出ませんでした。今年はどうなるのか、興味深く、花粉飛散の時期を待っているところです。

 さて、なぜ花粉症が改善したのか、その解説は,無塩食講座9講に掲載されておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

                                                       続編はこちら

                                          



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